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トランス脂肪酸

2023-12-13

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この記事の趣旨

第53話 「 腸活ー脂質改善編 第五話 」

前回、動物性の脂「 飽和脂肪酸 」は
摂り過ぎに注意が必要な脂だ!
ということを詳しく見ました。

今回は「 絶対に口にして欲しくない危険な油 」を
ご紹介します!

それは何かと言うと
ズバリ「 トランス脂肪酸 」です!


なんだそれ??
聞いたこともないし・・・
私はそんな物、食べたことがないから大丈夫♪

そう思ったあなたは残念ながら。
確実にトランス脂肪酸を口にしている!
と思って間違いありません。

今回は、多くの人が無意識のうちに
口にしている危険な” あぶら "
「 トランス脂肪酸 」について
深掘りしていきますよ!!

お楽しみに♪

前回の記事はこちらから

このブログの趣旨

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365日ですっきり痩せられる!!


をテーマに

20年後、お年頃になって
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私が正しいダイエットを教える!

といった構成で
意志薄弱な、私が
半年で15キロ痩せられた
ダイエット方法を公開しています。

ひろし(20年後)

今回は絶対に口にしないで頂きたい
油「 トランス脂肪酸 」について見ていくよ!

トランス脂肪酸?
聞いたことないわね?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

じゃあ、間違いなく
春陽は口にしているね。

❓❓

はるひ(20年後)

絶対に口にしない方が良い油「 人工トランス脂肪酸 」

これは前回の復習となりますが・・・
脂肪酸は、その特性から大きく二つの種類に分けられます。


一つは「 飽和脂肪酸 」で、常温で固体。
主に動物性の脂に含まれています。

もう一つが「 不飽和脂肪酸 」で、常温で液体。
魚の脂や、植物性の油に含まれています。

基本的には「 飽和脂肪酸 」は食べ過ぎに注意すべき脂で
「 不飽和脂肪酸 」は比較的、健康的な油だというのが基本なのですが・・・

今回紹介する、絶対口にしないで頂きたい危険な油「 トランス脂肪酸 」は「 不飽和脂肪酸 」の一つです。
まずはトランス脂肪酸って一体何なのか?
どんな食品に含まれているのか?

早速、見ていきましょう。

「 トランス脂肪酸 」

脂肪酸は炭素、水素、酸素が鎖状につながった物質で、不飽和脂肪酸は、二重結合を構成する炭素に結合する水素の向きで「 トランス型 」と「 シス型 」の2種類に分類されます。

二重結合とは
原子と原子が結び付いて分子を構成するさいに、一つの電子を二つの原子が共有する形で、結び付いた状態を二重結合と言います。

水素の結び付き方が互い違いになっている方をトランス型。
同じ向きになっている方をシス型といい、不飽和脂肪酸の多くはシス型です。

と言っても・・・よく分かりませんね。
とりあえず「 不飽和脂肪酸 」の中に「 シス型 」と呼ばれる物と「 トランス型 」と呼ばれるものがあり、ほとんどはシス型だけど、ごく僅かトランス型というものが存在している・・・ということだけ覚えておいてください。

トランス脂肪酸が含まれる食品

では僅かに存在しているトランス型の不飽和脂肪酸( 以下:トランス脂肪酸 )は、どのような食品に含まれているのか?
というと、おもに牛や羊などの反芻( 胃の中の食べ物を何度も口に戻して噛む )動物の、肉や乳の中に、飽和脂肪酸とともに含まれています。

食品名 試料数 平均値 最大値 最小値
牛肉 70 0.521 1.445 0.012
牛肉(内臓) 10 0.439 1.450 0.005
牛乳 26 0.091 0.194 0.024
ラード・牛脂 4 1.365 2.700 0.640
バター 13 1.951 2.210 1.710
プロセスチーズ 27 0.826 1.459 0.479

牛肉だと部位にもよりますが最大でも、100g中に 約1.45g。平均値だと約0.5gと微量となっています。
牛乳では、多く含む物でも、0.2g以下。平均値では0.1g以下。
チーズでは最大値1.5g以下。平均値は1gを切っています。

牛肉や乳製品に含まれるトランス脂肪酸は微量です。
後ほど詳しく触れますが食品中のトランス脂肪酸濃度の上限値は、脂質100 g当たりトランス脂肪酸2g以下の設定が望ましいとされています。

バターは商品によっては、100g中2gを超えているものもありますが、平均値では2g以下となっていますし
「 牛由来( 天然 )のトランス脂肪酸が健康に害を及ぼす 」という確固とした科学的なエビデンスは示されていないこともあり、トランス脂肪酸を含むからといって、これらの食品を一切食べない・・・といった極端な制限を設ける必要は全くありません。


しかし、これらの食品には前回もみたように、食べ過ぎると腸内環境を悪化させたり、悪玉( LDL )コレステロール値を上げる原因となる「 飽和脂肪酸 」を多く含んでいるため、摂り過ぎには注意が必要です。

前回発表した、飽和脂肪酸を摂り過ぎないために行う、取り組み内容・・・

出来るだけ牛肉は避けて鶏肉、豚肉を中心に摂る。
肉を食べる時は、食べ過ぎないようにする。
肉を食べる時は、野菜もしっかり摂る。

といったことに気を付けていれば、牛肉や乳製品に含まれるトランス脂肪酸の影響は、特に気にする必要はありません。


しかし、たとえ牛肉や乳製品の食べ過ぎに注意していたとしても・・・
じつは、私達はトランス脂肪酸を大量に口にしている可能性があるのです。

絶対に口にしないでいただきたい危険な油とは、もともと牛や羊に含まれている天然の脂肪酸ではなく、人工的に作り出されるトランス脂肪酸なのです。

人工トランス脂肪酸

加工食品に使用される油は主に「 加工油脂 」と呼ばれる人工的に作られた油脂が、一般的に使用されています。

この加工油脂は「 植物油 」や「 魚脂 」に含まれる「 不飽和脂肪酸( 常温で液体 ) 」に水素を添加して、飽和脂肪酸( 常温で固体 )化して作られるのですが、常温で固形。保存が効き安価!幅広い用途で使えて、しかも油臭くなくて美味しい!
という万能の油のため、外食産業や食品加工会社などで幅広く使用されているのです。

じつは、この加工油脂には、製造過程で大量にトランス脂肪酸が大量に発生していて、この「 人工トランス脂肪酸 」が劇的に体に悪い!ということで今、世界的な問題になっているのです。

特殊な加工食品に
使われているのかしら?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

いや。
春陽は今朝も
口にしたかも知れないよ。

今朝?
トーストと卵とサラダよ?
そんな危険な ” あぶら ” は
口にしていないと思うけど??

はるひ(20年後)

「 トランス脂肪酸 」が含まれる主な食品

あなたは「 トランス脂肪酸 」というと、聞いたことがないかも知れませんが、じつは非常に身近な ” あぶら ” です。
あなたも必ず、意識することなく口にしているのは間違いありません。

詳しく見ていきましょう。

身近なトランス脂肪酸:マーガリン

あなたはパンに何を塗って食べているでしょうか?
バター?マーガリン?ジャム?ピーナツバタークリーム?チョコレート?
それとも小倉?

この中で、もしバターとマーガリンの二つから、どちらか一つ選ぶとするならば・・・
あなたはどちら派でしょうか?

植物生まれのマーガリンは牛乳生まれのバターと比べてコレステロール値が低く健康的でしょう?
断然マーガリンを選んでます!なんて人も、中にはいるかも知れません。


たしかにバターは牛乳由来の飽和脂肪酸を多く含む、食べ過ぎには注意したい食品であることは確かです。
しかし。じつはバターよりも健康的だと思っているマーガリンこそ、劇的に健康に悪影響があると、問題になっている人工トランス脂肪酸( 以下: トランス脂肪酸 )なのです!!


そして気を付ければ良いのはマーガリンだけでは有りません。

たとえば、マーガリンを加工して作られるファストスプレッドは
マーガリンに比べて油分が少ないためカロリーが少なくて柔らかく、パンに塗りやすいのが特長のバターの代用品です。

カロリーオフ!植物油使用!!
なんて言葉に踊らされて手にしている、ファストスプレッドは、トランス脂肪酸を多く含んでいます。


またお菓子などの材料として使われる、ショートニングはマーガリンから水分と添加物を取り除いた無味無臭の油で、当然、これもトランス脂肪酸をたっぷりと含んだ食品です。

加工油脂:トランス脂肪酸の含有量( g/100g )

食品名試料数平均値最大値最小値
マーガリン208.05713.4890.356
ファストスプレッド145.4999.9790.988
ショートニング1013.57431.2101.150
バター131.9512.2101.710
2006年度 食品安全委員会 食品安全確保総合調査「食品に含まれるトランス脂肪酸の評価基礎資料調査」

2006年度調べの調査結果では、これらの油脂が、100g中2gという基準値を大きく上回ってトランス脂肪酸を含んでいることが分かっていただけると思います。

嘘でしょ?
低カロリーだからって
わざわざマーガリン
使ってるんだけど??

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

それ。
トランス脂肪酸。

今朝も・・・
食べたわ・・・💦

はるひ(20年後)

トランス脂肪酸は・・・あらゆる食品に使用されている

パンやお菓子にもトランス脂肪酸は含まれている

私は、マーガリンよりもバター派だから安心!
と思った人もいるかも知れませんが、そんなあなたも間違いなく、毎日のようにトランス脂肪酸を口にしています。

もし今、手元に、食パンやフランスパンなどがあるなら、成分表示を見てみてください。
必ずと言って良いほど、原材料にマーガリンが使われています。

それらが含むトランス脂肪酸量を見て見ましょう。

パン:トランス脂肪酸含有量( g/100g )

食品名試料数最大値最小値
食パン80.320.03
ロールパン50.470.14
クロワッサン63.000.29
アップルパイ・ミートパイ52.700.34
デニッシュ50.980.41
農林水産省による個別食品における脂質及びトランス脂肪酸量の実態調査結果(2005年度~2007年度)

食パンやロールパンに含まれているトランス脂肪酸は微量ですが、クロワッサンやアップルパイ等では、基準値( 100g中2g )を大きく上回っています。

お菓子もトランス脂肪酸を含んでいる!

マーガリンや、マーガリンを加工して作られる、ショートニングはチョコレートに使用すると、口溶けがなめらかになり、クッキーやクロワッサンなど焼き菓子やパンに使用すると「 さっくり 」焼き上がる!
揚げ物に使えば衣が「 パリッ 」と仕上がり、べたつかず油臭くならない!
固形でも液体でも使えて、しかも安価で保存が効くという万能の ” 油 ” です。

そのため、ほとんどの揚げたり焼いたお菓子に使われる油はには、必ずと言って良いほど、マーガリンやショートニングが使用されていています。

あなたの普段口にしている、クッキーがサクッとした歯ごたえだったり、ドーナツが油臭くなくカラッと揚がっているのは、これらの油のおかげなのです。

お菓子:トランス脂肪酸含有量( g/100g )

食品名試料数平均値最大値最小値
ビスケット70.6802.4980.036
クッキー81.9163.8020.209
パイ54.7527.2820.369
ポテト系スナック菓子160.3081.4720.026
コーン系スナック菓子81.71512.6520.084
小麦系スナック菓子90.5101.2610.099
スポンジケーキ40.9052.1690.385
クリーム103.01712.4700.011
2006年度 食品安全委員会 食品安全確保総合調査「食品に含まれるトランス脂肪酸の評価基礎資料調査」

ビスケットやクッキー、パイ。クリームたっぷりのソフトクリーム、油で揚げたスナック菓子のなかにもかなり高い数値を示すものが見られます。

レトルトやルーなど便利でおいしい加工食品

パンやお菓子だけでなく、レトルト食品やその他、加工食品にも当然、トランス脂肪酸は使われています。

加工食品:トランス脂肪酸含有量( g/100g )

食品名試料数最大値最小値
ドレッシング50.880
カレールー51.600.78
ハヤシルー54.600.51
農林水産省による個別食品における脂質及びトランス脂肪酸量の実態調査結果(2005年度~2007年度)

日本人が大好きなカレールーやハヤシルーのなかにも高い数値を示しているものがあるのがショックですね。
さらにトランス脂肪酸は、加工食品を口にしなければ大丈夫・・・と言うわけではありません。

トランス脂肪酸は外食時にも注意!

安くて手軽で美味しい。
ファストフードやレストランなど、外食で提供されている食事にも注意が必要です。

トランス脂肪酸は、保存が効いて、しかもカラッと揚がって油臭くならない。
非常に扱いやすくしかも安価なため、外食産業でも多用されています。

外食:トランス脂肪酸含有量( mg/1g )

食品名試料数平均値最大値最小値
ピザ103.575.982.62
ハンバーガー103.195.751.44
洋食102.375.020.85
和食101.392.280.52
中華100.641.080.32
2008年度 国立医薬品食品衛生研究所による調査

外食では、ピザ、ハンバーガー、洋食で高い数値を示しています。
トランス脂肪酸の摂取という点では中華料理が一番少ないと言う結果です。

これを一食で摂取するトランス脂肪酸量に換算すると・・・

外食:一食あたりのトランス脂肪酸摂取量( mg/一食 )

食品名試料数平均値最大値最小値
ピサ101105.12119.3817.3
ハンバーガー10717.11159.3357.8
洋食10818.91860.2143.7
和食10306.2564.1168.1
中華10265.3555.7109.6
2008年度 国立医薬品食品衛生研究所による調査

一食でのトランス脂肪酸の摂取は、500mgを超えないことが一つの安全基準として考えられている中、ピザ、ハンバーガー、洋食ではかなり大きく上回っていることが分かります。

ファストフードや安価なレストラン。
便利で美味しい・・・といった食品ほど、トランス脂肪酸の含有率が高い!
といった傾向が見ることが出来そうです。

大量生産される安価な油にもトランス脂肪酸が含まれる?

植物油に多く含まれる「 リノール酸 」や「 リノレン酸 」などの「 シス型不飽和脂肪酸 」は高温で熱されることで、異化して、一部が「 トランス型不飽和脂肪酸 」に変わります。
そのため揚げ物などで長時間、高温調理で使用されている植物油の中にはトランス脂肪酸が生まれています。

ただ調理時の加熱程度で、発生するトランス脂肪酸は、ごく微量でありそれほど問題視することはない!とも言われています。


しかしサラダ油などの大量生産される安価な油は、薬品に油を溶かし出して精製される、薬品抽出法という製造方法で作られているものが多く、この製法では、油を薬品と分離したり脱臭したりといった製造過程で200度以上の高温に熱されます。

そのためサラダ油、菜種油、大豆油といった安価で大量生産されている油の多くは、製品としてボトリングされたときにはすでに、トランス脂肪酸を含んでいることがあるのです。

食品名試料数平均値最大値最小値
サラダ油・菜種油221.3952.7800
2006年度 食品安全委員会 食品安全確保総合調査「食品に含まれるトランス脂肪酸の評価基礎資料調査」

サラダ油と菜種油のトランス脂肪酸含有量を見ると、そこまで神経質になることは無いかもしれませんが、中には100g中2g以上トランス脂肪酸を含むものも市販されていますし、製造過程で高温で熱されることで酸化が進み、酸化脂質を多く含むものも多く、安価で大量生産されている植物性油やサラダ油は使用を控えるべき油です。

酸化脂質
酸化した油に生まれる物質で、体内に取り込まれると慢性炎症を引き起し、細胞膜やDNAを傷つける原因となります。
また揚げ物を食べ過ぎた時に下痢をするように、酸化脂質は腸内環境を劇的に悪化させるため、コレステロール値を上げたり、血液をドロドロにしたり・・・酸化した油は、トランス脂肪酸とならび危険な油で、絶対に口にしないでいただきたい油です。

詳しくは下記記事からどうぞ。

関連記事:「 サラダ油 」は危険な油?酸化した油を避けて健康的に痩せよう

安価で便利な加工食品や、安くておいしい外食産業で使用されている油が、加工油脂ではなく植物油だったとしても。
サラダ油などの安価な油を使用していれば、トランス脂肪酸を含んでいる可能性がありますし、長時間高温で調理に使用していれば、当然その油の中には微量とはいえトランス脂肪酸が発生してしまうことになるのです。

さらに、たとえトランス脂肪酸の含有量は微量であっても、高温調理された油は酸化脂質という問題物質を大量に含んでいます。

安価な加工食品や、安くて便利な外食産業で提供されている食事はどちらにせよ、危険な油である可能性が高いのです。

トランス脂肪酸を口にしないためにはまず知識が必要

トランス脂肪酸やその他、危険な油( 今後の記事で徹底的に解説します )は、目に見えません。
そして見てきたとおりトランス脂肪酸や、その他危険な油脂は、身の回りに、文字通り溢れています。

そのため、含まれている食品や、発生する条件を知っている人だけが、トランス脂肪酸を避けることが出来るのです。

トランス脂肪酸の名前を聞いたことが無かったというあなたは。
すでに確実に大量のトランス脂肪酸の害を受けていると思って間違いないでしょう。

私どうやら
トランス脂肪酸。

むっちゃ食べてるわ・・・

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

うん。
でもね。

トランス脂肪酸対策
は世界中で
進んでいるんだ!

お!
珍しく良い話?

はるひ(20年後)

世界中で使用が禁じられ始めている「 トランス脂肪酸 」

日本ではあまり聞き慣れないトランス脂肪酸ですが、トランス脂肪酸は既に世界中で規制が始まっていて、全面的に使用が禁止されている国さえあるのです。
トランス脂肪酸の危険性が世界中で認識された経緯について、詳しく見ていきましょう。

トランス脂肪酸の危険性は2002年。
「 トランス脂肪酸が心臓疾患のリスクを増加させる可能性がある 」ことを警告したWHOの発表により世界中で知られることとなりました。

その声明の内容は、トランス脂肪酸が、LDL( 悪玉 )コレステロールを劇的に増加させ、血管や心臓など循環器系の疾患を引き起こす。
命に関わる心臓疾患の原因の一つになっている。というものでした。

これにより2004年にはデンマークではトランス脂肪酸の使用を、ほぼ完全に禁止に・・・
2010年までの間に多くの国で、トランス脂肪酸の含有量を食品ラベルに表示する義務が導入されました。


その後2019年には、人工のトランス脂肪酸の使用の規制( ほぼ使用を禁ずること )を訴える声明がWHOから発表されました。

WHOの声明の内容

  • 食品中のトランス脂肪酸濃度の上限値( 脂質100 g当たりトランス脂肪酸2g以下 )の設定。
  • トランス脂肪酸の、食品への使用の規制を推奨。
  • 摂取量は、総摂取エネルギーの1%よりも少なくすることを目標とする。

またこの声明が出される前年の2018年には、アメリカがトランス脂肪酸の使用を、全面的に禁止したことで、トランス脂肪酸の危険性が広く一般に知れ渡り、民間の機関でも、国際的な食品・飲料の業界団体( World Health Organization )が、会員事業者の製品中の脂質100 g当たりトランス脂肪酸を、2023年までに、2 g以下にすることを、誓約したり、中国でも、トランス脂肪酸を使用した場合、表示が義務づけられるなど、トランス脂肪酸の危険性が世界中で認識され、官民問わず対策が取られたのです。

なんだ。
じゃあ今は安心ね!

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

いや。
二転三転して悪いけど。

この話の怖い所は
コレで終わりじゃないんだ。

な・・・
何よ??

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

それは次回
詳しく見て行こう・・・

次回の投稿はこちらから

この記事のまとめ

WHOが2002年。
人工トランス脂肪酸には
心血管疾患のリスクを劇的に高める危険性が
あることを示唆したことで
トランス脂肪酸の危険性が認知されました。

トランス脂肪酸というと
耳馴染みがないかもしれませんが
マーガリン、ファストスプレッドといったパンに塗るバターの代用品や
お菓子の材料として使われるショートニング。
コーヒーフレッシュなどが
トランス脂肪酸が使用されている代表的な食品です。

さらにマーガリンやそれを加工して作られる油脂は
市販しているパンやお菓子の製造段階で既に使用されていることが多く
トランス脂肪酸は、できるだけ摂取しないように
気を付けて生活している人以外は皆。
無意識のうちに、大量に摂取してしまっている可能性が高いのです。


ただ、あまり心配しすぎる必要もないかもしれません。

2018年。アメリカがトランス脂肪酸の使用を禁じたり
2019年にWHOがトランス脂肪酸の使用を禁止する要請を発表したことで
トランス脂肪酸の危険性が浸透し
官民問わず、世界中でトランス脂肪酸対策が取られたのです。


では安心ですね!
で終わりたいところなのですが
ここからが、この話の怖いところなのです。

次回は…
じつは日本で暮らしている限り
トランス脂肪酸の危険性を、完全に避けて暮らすことは
難しいかもしれない!?

たとえトランス脂肪酸対策を摂られた食品も
安全とは言えないかもしれない!?

といった内容で
お届けしたいと思います。

お楽しみに♪

  • この記事を書いた人

はるのひうらら

2020年3月13日。 45歳で待望の娘を授かり「 45年後娘と世界一周旅行へ行く 」という目標を立てたことで、健康になろうと「 生活習慣の改善 」を行ったら・・・なんと!たった半年で15キロのダイエットに成功!!意志が弱く何事も継続出来なかった私が編み出したダイエット方法を【 3日に一記事読んで実践すれば365日で綺麗に痩せられる! 】をテーマに公開しています。ダメ人間だった私に出来たのだから、あなたも必ず痩せられます!性別、年齢問わずに必ず痩せられる・・・そのワケは!?

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