ダイエット 始める前に 知っておくべき15のこと

女性がダイエットに失敗しやすい4つの理由と、成功するために必須の取り組みとは?

2023-07-27

半年で15キロ痩せた
ダイエットマスターが贈る
365日で痩せる方法!

今回の記事の趣旨

第10話
ダイエットその前に編 第十話

女性の86.7%がダイエット経験者。
うち87.3%がダイエット挫折者です。

なんと!
9割近い女性がダイエットの経験があり
ダイエットに挑戦した女性の9割近くの人が失敗してるのです。


女性には非常に残念なお知らせですが・・・

じつは。
女性は男性に比べて
体質的にも、精神的にも
ダイエットに失敗しやすい!
ということが分かっています。

今回は何故、女性がダイエットに失敗しやすいのか?
について徹底的に深掘りして見ました。

そして女性が痩せるためには
どうすればいいのか・・・?

この記事を最後まで読めば分かります!
お楽しみに♪

前回の記事はこちらから

このブログの趣旨

このブログでは

毎日1記事読んで
実践すれば、誰でも
365日ですっきり痩せられる!!


をテーマに

20年後、お年頃になって
ダイエットを志した娘( 今4歳 )に
私が正しいダイエットを教える!

といった構成で
意志薄弱な、私が
半年で15キロ痩せられた
ダイエット方法を公開しています。

ちょっと
質問があるんだけど
いいかしら?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

もちろんさ!
何だい?

父さん男じゃない?
私、女なんだけど・・・
ダイエットの方法って
変わらないのかしら?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

なる程。
確かに気になるところだよね。
よし!今日は
「 ダイエットの男女差 」について
見ていこう!!

女性が痩せにくいのは、皮下脂肪型肥満が多いから

脂肪細胞は、元のサイズの数倍にまで膨らみ「 中性脂肪 」を蓄える事が出来る、非常に優秀なエネルギー備蓄システムです。

しかし、容量一杯まで中性脂肪を蓄えた脂肪細胞は、細胞分裂して数を増やすことで、ほぼ際限なく「 中性脂肪 」を蓄えることが出来るため、私達は肥満してしまうのです。

体脂肪の種類

  • 内臓脂肪
  • 皮下脂肪

体脂肪には「 内臓脂肪 」と「 皮下脂肪 」と呼ばれる、2種類があります。

じつはこの、誰もが聞いたことがある、二つの脂肪の特性の違いが
女性が男性よりも痩せづらい原因となっているのです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

男性に多い内臓脂肪型肥満は痩せやすい


内臓脂肪は、その名の通り内臓の周りに蓄えられる脂肪の総称です。
このタイプの肥満は、お腹だけがぽっこり、突き出るように太ることが多く、リンゴ型肥満とも言われます。

腹部についている脂肪が、内臓脂肪かどうかは、正確にはCTで調べないと分かりませんが
ウエストの周囲が男性で85cm以上、女性では90cm以上で「 内臓脂肪型肥満 」と診断されます。


内臓脂肪は、内臓の周りに蓄えられるため、皮膚の上から脂肪を確認することはできません。
突き出したお腹のお肉をつまもうとしても堅くてつまめない・・・という場合には、それは内臓脂肪と思って間違いないでしょう。


また、内臓脂肪型肥満と合せて、血圧、血糖、脂質のうち
1つ以上が基準値から外れると「 メタボリックシンドローム 」と診断されます。
これは、糖尿病や心臓病、血管疾患、肝硬変などの生活習慣病を引き起こすリスクの高まった、非常に危険な状態です。

このように内臓脂肪は、万病の元となる厄介な脂肪ですが、付きやすい割に落としやすく、内臓脂肪型肥満は、男性に多いのが特徴です。

女性に多い皮下脂肪型肥満は痩せづらい

一方、皮下脂肪は、名前の通り全身の皮膚の下につく脂肪です。
内臓脂肪と違い、やらかい脂肪を皮膚と一緒に指でつまむことが出来ます。

皮下脂肪は、エネルギー源である「 中性脂肪 」を蓄えるだけでなく
体温維持や、体内の組織を外部の刺激から守る!という大切な役割も持っています。


そのため皮下脂肪は、外部からの衝撃や温度変化から、胎児や子宮を守る必要がある、女性につきやすい脂肪で、比較的下半身につきやすく、洋なし型肥満と呼ばれることもあります。

そして、皮下脂肪は、ゆっくりと蓄積していくのが特徴で、非常に落としずらい脂肪でもあるのです。

男性と女性の太り方の差

  • 男性:落としやすい内臓脂肪型肥満が多い
  • 女性:落としづらい皮下脂肪型肥満が多い

女性に多い皮下脂肪型肥満、男性に多い内臓脂肪型肥満よりも脂肪を落としづらい!
というのが、女性がダイエットに失敗しやすい、まず一つ目の理由なのです。

女性より
男性の方が
痩せやすいなんて
ずるいじゃない!

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)


言われても💦

女性は男性よりも基礎代謝が低く、脂肪を蓄えやすい

女性の皆さんには非常に言いづらいのですが
女性の方が男性よりも痩せづらい理由が、まだいくつかあるのです。

この章では「 基礎代謝 」に注目して
女性が痩せづらい理由についてみていきましょう。

基礎代謝とは?


体熱の産生や調節、心臓の拍動。消化・吸収・・・といった
私たちが普段、無意識で行っている活動( 運動 )を、基礎代謝といいます。

ダイエットで良く耳にする
「 基礎代謝を上げて痩せよう 」というのは
この無意識の活動( 運動 )を活発にすることで、消費カロリーを増やして痩せやすくしよう!
ということなのです。


というと・・・
「 意無意識で行っている運動なんて、たいしてエネルギーを消費していないでしょう?」
「 そんなものを活発にする暇があったら、走った方が早いんじゃないですか? 」

なんて思われるかもしれませんが
この基礎代謝!

なんと一日の総消費エネルギーの約60%を消費しているので、馬鹿にできません。


たまに思いついて走る、不定期のランニングよりも、常にカロリーを消費している基礎代謝を上げる方が、圧倒的にダイエット効果は高く、じつは「 基礎代謝を上げる 」ということは、痩せるための必須条件の一つなのです。

ではどうすれば「 基礎代謝を上げる 」ことができるのでしょうか?

基礎代謝を上げるには筋肉量を増やす必要がある


基礎代謝の中で最も沢山のカロリーを消費しているのが「 体熱 」の産生です。

体熱は全身の細胞内で、 ブドウ糖や脂肪酸といったエネルギー源と酸素を燃焼させて、エネルギーと熱に変えることで、私達は体温を一定に保っています。

そして細胞の中で最もたくさんの体熱を作り出しているのが筋肉細胞で
基礎代謝全体で使用するカロリーの35~38%を、筋肉細胞で消費していると言われています。



このため筋肉量が多い程、カロリーが沢山消費され、体温も高まります。
なんと、体温を1度あげると、代謝は約13%も増加すると言われていて、手っ取り早く基礎代謝を上げたいのであれば、筋肉量を増やすことが有効なのです。

女性は筋肉量を増やしづらく、基礎代謝を上げるのが難しい

筋肉量を増やすと、基礎代謝があがり、痩せやすくなる。
というのはご理解頂けたと思いますが・・・
これも、女性が男性よりも痩せづらい原因の一つになっているのです。


女性は筋肉を付けるときに重要な役割をしている、男性ホルモンの「 テストステロン 」の分泌量がもともと少ないうえに
女性ホルモンの一つ「 エストロゲン 」が「 テストステロン 」の分泌を抑える働きもあり、女性は男性に比べて、圧倒的に筋肉が発達しづらいのです!


女性は男性と比べて、もともと筋肉量が少なく基礎代謝が低い。
さらに筋肉量を増やそうとしても筋肉がつきにくいため、基礎代謝を上げることも難しい。

といったことから、女性は男性より痩せにくい体質だと言えるでしょう。

ちょっと!
何か一つくらい
女性にとって
良い情報ないの?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

それが・・・
申し訳ないけど
ないんだよねぇ。

体脂肪率が高いことも女性が痩せづらい理由の一つ。

さらに、女性の体脂肪率が男性より10%程度多いことも
女性が痩せづらい原因の一つになっています。

健康的な体脂肪率の目安

  • 男性の体脂肪率:10~19%
  • 女性の体脂肪率:20~29%


冒頭でも触れたように、女性は胎児を育むための子宮や、胎児を外部からの衝撃や、温度変化から守るために、皮下脂肪を蓄えやすくなっています。

このため女性は約10%程度、男性より体脂肪率が高い傾向があります。


脂肪細胞が多いと、体内で発生した熱を外へ放出しにくくなるため
基本的に、体は冷えにくくなるのですが・・・

体脂肪が多く ” 冷えにくい ” 状態で暮らしていると
そのうち体は、少ない発熱量で十分だと判断して、だんだんと発熱量自体を減らしてしまいます。


その結果、基礎代謝はますます下がり、痩せにくい。
しかも冷えやすい体質になってしまうのです。



太っているのに汗をかかないうえに、冷え性で寒がり・・・
という女性が多いのは、これが原因です。

このように男性に比べて筋肉量が少なく、体脂肪率の高い女性は
運動量を増やして、消費エネルギーを増やしたとしても、男性ほど効果が出ない
・・・

ということすら、あり得るのです。

絶望的じゃない。
もうテンション
下がったわ。

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

あははは!
何が絶望的なんだい?

男の父さんに
何が分かるのよ!💢

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

た・・・確かに💦

女性はダイエットを継続する、モチベーションの維持が難しい

落としやすい内臓脂肪型肥満が多く、基礎代謝も上げやすい男性がダイエットに取り組むと、早い段階でお腹が凹む。
筋肉が浮き出てくるなど、目で見て分かる成果が出やすいのですが・・・

落としづらい皮下脂肪型肥満が多く、基礎代謝がもともと低いうえに上げることも難しい女性は、成果が出づらいため、モチベーションを保つのが難しい。と言う問題も抱えています。

さらに女性は排卵期や月経前の、精神的な乱れにも悩まされます。

生理前の、ネガティブな感情や体の不調への反動から
お菓子やスイーツなどの糖質が無性に食べたくなる人も多く
食べ出したスナック菓子を止められず一袋、丸ごと食べてしまった!
なんて経験がある人も多いのではないでしょうか?


イライラする、眠気が強くなる、倦怠感が出る・・・
などの症状は排卵後、基礎体温をあげ妊娠の準備のために分泌されるホルモン、プロゲステロンの影響です。

このプロゲステロンが心や体に与える影響は個人差が大きく
吐き気などを感じて食欲を無くす人もいれば、食欲が抑えられず過食に走ってしまう人もいて
これが全ての女性の過食の原因だ!とは一概には言えないのですが・・・

女性の、約3人に1人が、生理前に食欲の増加を感じている!と言われています。


ダイエットに真剣に取り組んでいるなか
抗えない食欲を感じてしまい、ついついドカ食いしてしまう。

ネガティブな感情が高まり、投げだしそうになるのを、なんとか乗り越えたとしても・・・
また翌月には同じことが繰り返される。


月に一度試練の時を迎える女性が、ダイエットに成功するためにはモチベーションを保つ工夫が不可欠です。

で?
モチベーションを
保つ方法は?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

それは
今までの記事で
散々説明してきたよ!

❓❓

はるひ(20年後)

女性がダイエットを成功させたければ、生活習慣の改善に取り組もう

ダイエットの成果が出づらく、モチベーションが保ちづらい。
そんな女性がダイエットに成功するためには、どのようなダイエットに取り組めば良いのでしょうか?

最後に見ていきましょう!

男女ともに陥る、ダイエット失敗パターン

ダイエットを始めると「 体重 」が気になり
日に何度も体重計に乗ってしまいます。

そして成果が出ていないことを確認するたびに、あなたの脳は
「 成果が出ないような、生きて行く上で不要なことは、今すぐ止めてしまえ! 」
とあなたに働きかけてきます。

そんななか。
日々の体重変動の範囲内での増量にもかかわらず。

体重が1キロ増えていることを確認した時点で!
あなたは脳の指令に屈服してしまい、ダイエットを投げ出してしまう。

これがダイエット失敗の王道パターンです。


そもそもダイエットは取組み始めは特に!
男女を問わず、成果が出づらい取組みです。

さらに女性は男性よりも、体質的にも精神的にも、ダイエットで成果を出しづらいのです。
それなのに、毎日体重をチェックしていたら!

どうでしょう?
果たして継続できるでしょうか?


さらに「 生理 」を迎え。

食欲を抑えきれずに暴飲暴食してしまったとしたら!
ネガティブな気持ちに支配されてしまったとしたら!

そんな状況のなかで、体重が2キロ増えたのを確認してしまったら・・・
早々に心が折れてしまうに違いありません。

女性が体重を過度に意識すると危険

ほとんど全てのダイエットで!
○ヶ月後に○キロ痩せる!という具体的で定量的な目標を持ち、常に今の自分の体重を意識しよう。
と言われます。

しかし。
過度に体重を意識し過ぎることは、ダイエットの継続を困難にします。
さらに、成果がでないことに焦って、無理なダイエットを行ってしまい、健康を害してしまう!
なんてことにも、なりかねません。

実際、10~20代の若年層の女性は、無理なダイエットから心と体のバランスを崩し、拒食症や過食症に陥ってしまうという事例が後を絶ちません。

そんなことにならないためにも!
私はダイエットの目標に体重を設定したり、常に体重を意識することには、絶対反対です!

女性は本気で痩せたいなら、まず生活習慣の改善に取り組もう

ではどうすれば女性が無理なく、健康的に痩せられるのか?
と言うと、答えは一択です。

まず「 痩せる 」ために「 ダイエット 」に取り組むと言う意識を外しましょう!
それから「 体重 」ではなく「 体調 」に注目して「 健康 」になるために「 生活習慣の改善 」に取り組みましょう!


「 体重 」ではなく「 体調 」に注目して取り組むことで
日々、多くの成果を感じられるようになり、まず継続しやすくなります。

さらに「 健康 」を目指して生活習慣の改善に取り組むことで、健康を害するリスクも、ほぼゼロにできます!


そしてあなたの今送っている悪い生活習慣のうえに、良い生活習慣を上書きできたときには!
あなたはすっきり健康的に痩せられて、当然、二度とリバウンドする心配もないのです。

生活習慣の改善は、女性が痩せるために必須の取り組み!

第2章で、痩せるためには「 基礎代謝を上げる 」ことが必須!と書きましたが、じつは。

ダイエットで最優先に取り組むべきことは!
「 基礎代謝を上げる 」ことではなく、乱れて低下している基礎代謝を正常に戻す・・・
「 基礎代謝を整える 」ことなのです。


それは何故かと言うと。
「 基礎代謝を上げる 」には、筋肉量を増やすために筋トレなどのハードな運動が必要なのですが・・・
基礎代謝が乱れて低下した状態で、無闇にハードな運動を取り入れると、さらに基礎代謝を乱してしまうことがあるのです!



では「 基礎代謝を整える 」には、どうすれば良いのか?というと。
良い睡眠をとり規則正しい生活を、継続することで、基礎代謝は整います。

ダイエットを成功させるための第一歩は!
あなたの「 生活習慣を改善 」して「 基礎代謝の乱れ 」を解消することで、痩せやすい体質を手に入れることから始めるべきなのです。

生活習慣の改善を女性にお勧めするポイント

  • 「 体重 」ではなく「 体調 」に注目することで、多くの成果が出て継続しやすくなる。
  • 「 体調 」に注目することで、心と体のバランスを崩しにくくなる
  • 基礎代謝が整う

ダイエットの成果が出づらく、モチベーションを保ちづらい。
さらに、心と体のバランスが乱れがちで、不健康なダイエットにはまりやすい。
そして基礎代謝がもともと低く、上げることも、ままならない女性にこそ!

生活習慣の改善はおすすめなのです!

ひろし(20年後)

どうだい?
納得出来たかな?

うん。
まぁね・・・

でも何か一つくらい
女性がモチベーションを保つ為の
具体策が知りたいわね。

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

それは取組み編で
散々説明するんだけど・・・

リクエストにお応えして
月経前の食欲に打ち勝つヒント
を次回、少しだけ紹介しようかな・・・

楽しみにしてるわ!!

はるひ(20年後)
次回の記事はこちらから

コラム

女性も男性もですが
ダイエットを始めて、いきなりジムに入会したり
ハードな筋トレに取り組もうとする人がいますが
これはオススメ出来ません。

何故なら・・・
寝る前に30分読書する!
そんなことさえ継続出来ないあなたが
ジムに入会して、週に二回。
休まず通えるわけがありません。( 失礼 )

とくに!体質的に筋肉の付きづらい女性にとって
筋トレを継続するのは、難しいでしょう。

さらに、筋トレを行うことで基礎代謝を乱してしまい
成果が出ないどころか、状況を悪化させてしまったりすれば・・・

ハードな筋トレなんて継続出来るはずがありません。

だいたい運動習慣のないあなたが
自己流で筋トレなんて始めれば、怪我するのがオチです。

いきなり筋トレ!
は止めましょう!!

まずは良い睡眠と
規則正しい生活をとることで
基礎代謝を整える。

そしてウオーキングなどで
体を動かす習慣をしっかり身に付けてから
筋トレを取り入れていきましょう。


  • この記事を書いた人

はるのひうらら

2020年3月13日。 45歳で待望の娘を授かり「 45年後娘と世界一周旅行へ行く 」という目標を立てたことで、健康になろうと「 生活習慣の改善 」を行ったら・・・なんと!たった半年で15キロのダイエットに成功!!意志が弱く何事も継続出来なかった私が編み出したダイエット方法を【 3日に一記事読んで実践すれば365日で綺麗に痩せられる! 】をテーマに公開しています。ダメ人間だった私に出来たのだから、あなたも必ず痩せられます!性別、年齢問わずに必ず痩せられる・・・そのワケは!?

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