腸活 ダイエット 腸活ダイエット 脂質制限

バターの健康効果と注意点 ダイエット中にバターは食べても良い?良くない?

2024-01-25

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この記事の趣旨

第68話 「 腸活ー脂質改善編 第二十話 」

動物性の脂「 飽和脂肪酸 」は控えめに・・・
植物性の油「 不飽和脂肪酸 」をしっかり摂ろう!

ということで
エゴマ油や亜麻仁油といったオメガ3脂肪酸。
オメガ9脂肪酸のオリーブオイル・・・

といった健康的なオイルを
今摂っている悪い油と置き換える形で
食生活に取り入れていこう!

ということで積極的に摂るべき「 不飽和脂肪酸 」を
前回まで見てきました。

今回は、控えるべき飽和脂肪酸の中から
バターについて詳しく見て行きたいと思いますよ!!

どうせバターなんて口にしちゃダメだ!
って話でしょ?
知ってます!
なんて思ったあなた!!

是非、最後までお読み下さい♪

お楽しみに♪

前回の記事はこちらから

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半年で15キロ痩せられた
ダイエット方法を公開しています。

ひろし(20年後)

今回は
バターについて
徹底的に見て行くよ♪

バターと言えば
飽和脂肪酸を沢山含む
動物性の脂質よね?

どうせ食べちゃダメって
話なんでしょ?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

まぁ
お楽しみに♪

バターの成分の80%以上が脂質で、そのうちの約60%以上が「 飽和脂肪酸 」です。

「 腸活ー脂質編 」に入ってから、何度も何度も。
口を酸っぱくして言ってきたように、基本的に「 飽和脂肪酸 」は、摂り過ぎに注意が必要な油です!

飽和脂肪酸
常温で固体。体内でも固まりやすく血液をドロドロにするため過剰に摂ると、動脈硬化の原因になる。

不飽和脂肪酸
常温で液体。血液をサラサラに保ってくれる。

当然、飽和脂肪酸であるバターは摂り過ぎに注意が必要な脂だ!
ということになるのですが・・・


いままで飽和脂肪酸の悪い所ばかりを紹介してきましたが
じつは飽和脂肪酸には、良いところもあるのです。
詳しく見ていきましょう。

先ほども書きましたが、バターの持っている脂肪酸の約60%が飽和脂肪酸です。
さらにその飽和脂肪酸の種類を細かく見てみると

長鎖脂肪酸と呼ばれる、パルミチン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸が約50~60%程度。
中鎖脂肪酸と呼ばれる、カプリル酸・カプリン酸を、約8%程度含んでいます。

バターの飽和脂肪酸の成分

  • 長鎖脂肪酸
    パルミチン酸:: 29% - 32%
    ステアリン酸:: 12% - 15%
    ミリスチン酸: 9% - 12%
  • 中鎖脂肪酸
    カプリル酸・カプリン酸:約8%

長鎖脂肪酸?中鎖脂肪酸??
耳慣れないこれらの脂肪酸について解説するついでに、飽和脂肪酸についてここで一度詳しく見ておきましょう。


脂肪酸は炭素原子が長く繋がった炭素鎖という分子構造で構成されています。

この分子構造の中に、二重結合という分子の結合方法を持っているものが、不飽和脂肪酸。
二重結合を持っていないものが、飽和脂肪酸と呼ばれているのです。

原子同士が結び付き分子を形作るとき、二つの電子を共有する形で結び付いた状態を二重結合という。

二重結合を持たない飽和脂肪酸は、二重結合を持った不飽和脂肪酸に比べて、分子構造が単純なため、消化・吸収しやすく、さらにエネルギー源として使われやすい!という特徴を持っています。


さらに消化・吸収効率は、二重結合の有無だけで無く、炭素鎖の長さによっても影響を受けます。

その名からも分かる通り、長鎖脂肪酸の分子は長い炭素鎖で・・・
中鎖脂肪酸は、それよりも短い炭素鎖で構成されています。

当然、長鎖脂肪酸よりも、中鎖脂肪酸の方が消化しやすく、吸収も早い!
ということになります。


分子内に二重結合を持たず、さらに比較的短い炭素鎖で構成された中鎖脂肪酸は
消化・吸収効率が非常に良く、エネルギー源として使われやすいことから、アスリートの栄養補給として!
またダイエット食としても注目されているのです。

バターはこの中鎖脂肪酸を含んでいるのは事実ですが、8%と微量です。
圧倒的に長鎖脂肪酸の割合が多く、中鎖脂肪酸の健康効果を得られる程ではありません。

中鎖脂肪酸の健康効果を得たければ、椰子油から中鎖脂肪酸のみを摂りだして精油されるMCTオイルなどの摂取が必要です。

さらに、脂肪酸は、炭素鎖のなかに、二重結合の数が多いほど不安定になり、酸化しやすいという特徴があるのですが、飽和脂肪酸は二重結合を持っていないため、不飽和脂肪酸に比べて、安定していて酸化しづらいのです!!


と書くと、飽和脂肪酸の方が、不飽和脂肪酸よりも優秀じゃないですか?

なんて思われるかも知れませんが!
思い出して下さい。


動物性の脂質、飽和脂肪酸が消化・吸収効率が良いとは言え、脂質は他の栄養素と比べて、消化に時間がかかり、食べ過ぎると消化不良を起こしやすい食品です。
そして消化不良を起こし、大腸に運び込まれる未消化の動物性の脂質やタンパク質は、腸内の悪玉菌の大好物なのです!


動物性の脂質を食べ過ぎて、悪玉菌優位となり悪化した腸内環境は・・・
コレステロール値を乱し、肥満や心血管疾患、その他ありとあらゆる病気の原因となる!
ということは今までの記事で、散々お伝えしてきました。


飽和脂肪酸が、不飽和脂肪酸にはない良い面をたくさん持っているのは事実です!
しかし食べ過ぎには注意が必要だ!
ということを、忘れてはいけません。

バターは不飽和脂肪酸も多く含んでいる

バターは、飽和脂肪酸以外に「 不飽和脂肪酸 」も30~40%程度、含んでいます。
これは牛が食べた草( 植物 )由来の成分で、その多くがオリーブオイルの主要脂肪酸でもある、オメガ9脂肪酸のオレイン酸です。

バターに含まれる不飽和脂肪酸成分

  1. 一価不飽和脂肪酸
    • オレイン酸( オメガ9脂肪酸 ) 約 25% - 30%
  2. 二価( 多価 )不飽和脂肪酸
    • リノール酸 ( オメガ-6脂肪酸 ) : 約 2% - 4%
    • リノレン酸 ( オメガ-3脂肪酸 ) : 約 0.1% - 1%

オレイン酸は前回、詳しく見ましたが、心血管疾患を強力に防いでくれる効果のある、非常に健康効果の高い脂肪酸で、不飽和脂肪酸の中では比較的、酸化に強い一価不飽和脂肪酸でした。

バターは「 リノール酸 」や「 リノレン酸 」などの、非常に酸化しやすい「 多価不飽和脂肪酸 」も含んでいますが、これらは微量であり、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸が主成分であるバターは、酸化に強い脂と言えるでしょう。

先ほども少し触れましたが・・・

油は炭素鎖と呼ばれる、炭素分子が沢山繋がった分子で出来ています。
この炭素鎖( 分子構造 )のなかに、二重結合の数が、少ないほど安定していて酸化しづらい。
多いほど不安定になり、酸化しやすいのです。

オリーブオイルの主要脂肪酸「 オレイン酸 」は、一価不飽和脂肪酸と呼ばれ、二重結合が一つしかもっていないため、比較的酸化しづらい。

サラダ油の主要脂肪酸である「 リノール酸 」や亜麻仁油やエゴマ油の主要脂肪酸「 リノレン酸 」は、 多価不飽和脂肪酸と呼ばれ、分子内に二つ( 以上 )の二重結合を持つ脂肪酸のため、酸化しやすいのです。

ってことは?
バターは加熱調理に
向いている?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

脂肪酸だけを
見ると
そうなんだけどね・・・

歯切れが悪いわね。
何か問題があるの?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

バターは脂質以外の
タンパク質や糖質といった
不純物を多く含むから
煙点が低く、加熱に向いている・・・
とは言えないんだ。

なんだそれ~

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

まぁまぁ!
これについては
後で詳しく説明するから
まずはバターの良い所を
しっかり見て行こう!!

「 バター 」の持っている健康効果

バターは「 抗酸化物質 」を豊富に含む

バターは、カロテノイド、ビタミンといった「 抗酸化物質 」を、豊富に含んでいます。

抗酸化物質には、体内の酸化物質( フリーラジカル )を減らし、体を酸化から守ってくれる働きがあるため、体の酸化を促進してしまうダイエットを行う際には必須で摂るべき栄養素です。

「 抗酸化物質 」について
詳しくはこちらの記事からどうぞ

【 関連記事:ダイエット中は「 抗酸化物質 」をしっかり摂って健康的に美しく痩せよう 】

バターが含んでいる抗酸化物質は、牛が食べた植物由来の成分です。

例えばバターの色が黄色味を帯びているのは、サツマイモやトウモロコシが黄色い理由と同じで、カロテノイドの一つ「 ルテイン 」を多く含むからで、これは強力な抗酸化作用を持っています。

またバターに含まれるビタミンは、ビタミンA、D、E、K などの脂溶性ビタミンが多く、特に多く含まれている「 ビタミンA 」は、強力な抗酸化作用を持つとともに、視力の維持に欠かせない大切な栄養素です。

またバターは、カルシウム、亜鉛、セレン、リンなどのミネラルも豊富に含んでいます。
これらの、ビタミンやミネラルといった微量栄養素は、仔牛が健康に育つために必要な成分で、もともと牛乳に含まれているものです。

仔牛が健康に育つために必要な、全ての栄養素がバランス良く含まれている「 牛の乳 」から作るバターが、良い成分を沢山含んだ良い脂質だ!というのは当然と言えば、当然なのです。

「 バター 」は「 酪酸 」を含む

バターには「 酪酸 」が3~4%程度の割合で、含まれています。
この酪酸は「 短鎖脂肪酸 」の一種で、腸内環境を整えたりコレステロールの合成を抑えたりしてくれる成分です。

「 短鎖脂肪酸 」は腸内の善玉菌が、食物繊維を発酵分解する際に作り出す物質で、酪酸、酢酸、プロピオン酸などがあります。
酢酸といえば、お酢の酸味の成分ということからも分かるように、短鎖脂肪酸は強い酸性です。

これら酸性の物質が、腸内を酸性に保つことで、体にとって有害な細菌の繁殖を抑えてくれているのです。
また短鎖脂肪酸はLDLコレステロールの合成を阻害してくれる働きがあり、コレステロール値を下げる効果も期待できるのです。


ちなみにバターの成分で長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸の全てが出揃いましたが・・・
では、短鎖脂肪酸も脂質なの?と疑問に思われた人もいるかも知れません。

脂肪酸が脂質の材料である!
というのは事実ですが、全ての脂肪酸が脂質の材料として使われているわけではなく、脂肪酸=脂質というわけではありません。

バターの健康効果を謳ったブログ等で、酪酸の健康効果を大きく取り上げている記事を目にすることがあります。
たしかに、酪酸が健康効果の高い成分であることは事実なのですが、バターに含まれる「 酪酸 」は3~4%と微量です。

腸内環境が整い、コレステロール値が正常になる!
という効果が期待出来るほどではありませんし、バターの脂肪酸の60%は、腸内環境を悪化させコレステロール値を乱す、飽和脂肪酸です。

「 酪酸 」の健康効果よりも、飽和脂肪酸の悪影響について、より大きな注意を払うべきなのは当然です。
くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

「 バター 」は「 乳糖 」を、ほとんど含まない

牛乳を飲み過ぎると・・・

お腹がゴロゴロする。
おならが沢山出る。
下痢をする。

といった人が、この記事を読んでいる人の中にも少なからずいるはずです。

牛乳を飲むとこれらの症状が出る人は「 乳糖不耐症 」といって、牛乳に含まれる糖質の成分「 乳糖 」を分解する消化酵素「 ラクターゼ 」を持っていないか、もしくは分泌が少ない人です。

そして程度の差こそあれ日本人の3人に2人が、乳糖不耐症だと言われています。

通常、乳糖は小腸で、乳糖分解酵素( ラクターゼ )によって、グルコースとガラクトースに分解され吸収されるのですが・・・
乳糖分解酵素の活性が低下している人は、未消化のまま乳糖が、大腸内に持ち込まれます。
この未消化の乳糖を、大腸内の細菌が分解する際に、ガス( 主に水素、二酸化炭素、メタン )が発生したり、未消化の乳糖が大量に大腸へ運び込まれると下痢になったり・・・腸内環境が劇的に悪化する原因となるのです。

最高の腸内環境を手に入れたいのであれば、多くの日本人は乳製品は極力避けた方が良いのです!

しかしバターは乳製品でありながら、製造過程で「 乳糖 」や「 乳固形分( たんぱく質 )」が、一部の水分とともに除去され、主に脂肪分だけが残っています。
そのため、乳糖不耐症の人でも問題無く食べられるのです。

ただし乳糖不耐症の症状には、人それぞれグラデーションがあり
多少牛乳を飲んでも平気な人もいれば、全く口に出来ない人もいます。

ブランドによっては多少、乳糖の残っているバターもあるので、極端な乳糖不耐症の人や乳糖アレルギーの人は注意が必要です。

要するにバターは
食べ過ぎなければ
食べても良いのね?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

そういうこと!

ただバターの
問題点も把握しておこう!

「 バター 」の問題点

バターに含まれる「 コレステロール 」

バターが含むコレステロールについても見ておきましょう。

バターが含んでいるコレステロールは、100g中、約210mg。
鶏卵一個( 約50g )のコレステロール値が約210mgなので、バターが含むコレステロールは鶏卵のちょうど半分くらいと考えて良いでしょう。

しかしバターは卵よりも、コレステロール値を上げやすい食品です。

何故そのようなことが起きるのか?
というと・・・

まず食事で摂ったコレステロールの吸収は限定的で、たくさんコレステロールを摂ったとしても、体内のコレステロール値の上昇には、直接結び付きません。

さらに鶏卵の卵黄に含まれる 「 レシチン 」 は、HDLコレステロールの合成を高める効果を持っているからです!

コレステロールは全身の細胞の細胞膜の材料として使われていて、LDLコレステロールは、肝臓で合成されたコレステロールを、体中の細胞に届けています。

しかし細胞が必要とする以上のコレステロールが過剰に供給されると、LDLコレステロールは、余ったコレステロールを血管内にを放置し、これが動脈硬化の原因となります。

一方、HDLコレステロールは、血管内に放置された余分なコレステロールを集めて肝臓へ戻してくれるため、HDLコレステロールが増えると、結果LDLコレステロール値は下がるのです。

【 関連記事:「 コレステロール 」はダイエットと健康の的?それとも味方? 】

一方、バターに含まれる飽和脂肪酸( パルミチン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸 )は、LDLコレステロールの合成を促す働きがあるため、卵よりもバターの方がコレステロール値を上げやすいのです。


しかし、個包装のバター( 約10g )を一食分と考えるのであれば・・・卵の約5分の1。

10g程度までの摂取であれば・・・
バターに含まれる飽和脂肪酸やコレステロールについて、そこまで神経質になる必要は無いでしょう。


ただ、飽和脂肪酸やコレステロール値の高い、動物性のタンパク質や脂質を食べ過ぎると、腸内環境が悪化することで、コレステロール値が上がります。
これはバターだけで無く飽和脂肪酸を含む全ての食品に言えることで、これは卵も同じです。

くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう!

バターに含まれる「 トランス脂肪酸 」

心血管疾患のリスクを劇的に高める危険な油として、WHOが使用を禁止することを促す声明を出したことで、使用を禁じたり、使用した場合は成分表示への記載が義務づけられるなど、各国で対策が取られている脂に「( 人工 )トランス脂肪酸 」があります。

この人工の「トランス脂肪酸 」は、植物油などの不飽和脂肪酸に水素を添加して作られているのですが・・・
牛や羊など反芻動物( 胃の中の物を口に戻して何度も噛み直す動物 )の肉や乳の中には天然の「 トランス脂肪酸 」が含まれているのです。

当然、乳製品であるバターにも「( 天然 )トランス脂肪酸 」が含まれています。

食品の天然トランス脂肪酸含有量(g/100g)

食品名 試料数 平均値 最大値 最小値
牛肉 70 0.521 1.445 0.012
牛肉( 内臓 ) 10 0.439 1.450 0.005
牛乳 26 0.091 0.194 0.024
ラード・牛脂 4 1.365 2.700 0.640
バター 13 1.951 2.210 1.710
プロセスチーズ 27 0.826 1.459 0.479
ヨーグルト・乳酸菌飲料 8 0.043 0.105 0

食品安全委員会が2012年に発表したデータで見てみると、バターのサンプルとして使用された13ブランドの中で、多い物で100g中、2.2g。少ない物で1.7g。平均すると1.95gのトランス脂肪酸を含んでいます。

大体、バターには100g中、2g程度のトランス脂肪酸が含まれていると思って良いでしょう。


WHOの推奨している、食品が含むトランス脂肪酸の基準値は、100gの脂質中に2g以下が望ましい。
とされているので、バターがかなり多くのトランス脂肪酸を含んでいる食品だ!というのは事実です。

しかしWHOが出している警告は「 人工トランス脂肪酸 」に対しての警告であって、天然のトランス脂肪酸が、健康被害をもたらすという確固たるエビデンスは示されていません。

とはいえ天然のトランス脂肪酸も食べ過ぎには注意が必要ですし、トランス脂肪酸を含む食品( 牛肉や乳製品 )は、それ以上に飽和脂肪酸を多く含んでいるため、バターが食べ過ぎに注意が必要な食品である!
ということは、間違いありません。

トランス脂肪酸について詳しくはこちらの記事で
【 関連投稿:トランス脂肪酸について詳しくはこちらから 】

「 バター 」は加熱すると酸化しやすい?

冒頭でも見たように、バターが含む脂肪酸のほとんどが、酸化しづらい飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸のため、バターが比較的、酸化に強い脂だ!というのは事実です。

しかしバターには微量とはいえ、酸化しやすい脂肪酸( リノール酸やリノレン酸 )も含んでいるため、当然、バターを加熱調理に使用すれば、それらの脂肪酸は酸化します。

しかし、そんなことよりも、加熱調理に対してバターは大きな問題を抱えているのです!

それは、バターが、脂質以外にタンパク質や糖質などの不純物を多く含むため、煙点( 白煙が上がり始める温度:これを超えると油は激しく酸化する )が150度~180度と低いということです。

そのため180度~200度が必要な揚げ物には、当然バターは使用出来ませんし、フライパンの表面温度が170℃~180℃になる炒め物にも適しているとは言えません。

またバターはクッキーなど焼き菓子に使用する脂として重宝されていますが、オーブンを180℃に熱して15分以上も焼かれることを考えると、これも、あまりおすすめ出来る使用方法ではないのです。

何?
そんなこと言われたら
バターを食べる場面・・・
思いつかないんだけど?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

そんなことはないさ!
バターの取り入れ方も
見ていこう!!

バターの取り入れ方

人工トランス脂肪酸をバターに置き換える

先ほどみたようにバターには天然のトランス脂肪酸が含まれていますが、食べ過ぎに注意すれば、問題になりません。

それに引き換え、人工トランス脂肪酸( マーガリンやショートニング、ファストスプレッド )は徹底的に排除することが望ましい脂です。
これらの脂を摂る場面で、それをバターに置き換える・・・

例えば、パンにマーガリンを使用するのを止めてバターにする。
コーヒーフレッシュを止めてバターコーヒーにする。

人工トランス脂肪酸を、バターに置き換える形でバターを取り入れると良いでしょう。

サラダ油を加熱している場面でバターに置き換える

バターを加熱調理するのであれば、下茹でして火を通した食材に、溶かしたバターをサッとからめるだけにするなど、調理方法を工夫する必要があります。

我が家では、加熱調理の終わったベイクドポテトに、溶かしバターをかけたり、温野菜に溶かしバターを回しかけて、さっと絡めて炒め物風?素揚げ風?に楽しんだりしています。

こうして加熱温度を低く抑えたり、加熱時間を短縮することで、バターの健康効果や風味を損なうことなく、おいしく食べられるでしょう。

今、炒め物にサラダ油などの、質の悪い油を使用しているのであれば・・・
材料を下茹でしたり、火の通りやすいサイズに切り揃えるなどして、加熱時間を出来るだけ短くなる工夫をしたうえで、バターで代用するのも良いでしょう。

バターを取り入れる際の注意点

バターの健康効果が高いからといって、いつもはブラックで飲んでいるコーヒーをバターコーヒーにして飲む。
いつもは茹でてマヨネーズで食べているジャガイモをバターで炒めて、さらにマヨネーズで食べる。

などなど・・・
今摂っている食事にバターを追加して摂る!
といった取り入れ方は、おすすめ出来ません。

何故なら “ 悪い油 ” を摂り続けながら、そこへバターを足して食べたところで、カロリー摂取が増えるだけで、バターの健康効果は得られないからです。


もちろんバターコーヒーや、バターを料理に使用するのが悪いと言っているわけではありません。

いつも入れているコーヒーフレッシュを止めて、バターに変える。
いつも茹でたジャガイモにマヨネーズを使用している場面で溶かしバターに変える!

今あなたが摂っている食事に含まれる “ 悪い油 ” を、バターに置き換える形で、バターを取り入れていきましょう。

エゴマ油も
オリーブオイルも
バターも全て
取り入れる際の
注意点は一緒ね。

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

そうだね。
今摂っている
悪い油を良い油に
置き換えるっていうね。

で?
バターにも選ぶ際の
注意点があるのかしら?

はるひ(20年後)
ひろし(20年後)

それは次回
詳しく解説するよ♪

この記事のまとめ

バターは食べ過ぎに注意が必要な
飽和脂肪酸を主成分にもつ脂ですが
抗酸化物質やミネラルなど健康効果の高い成分も多く含んでいます。

人工トランス脂肪酸の、マーガリンやコーヒーフレッシュ。
酸化脂質を多く含む、サラダ油など・・・
質の悪い油を使用している場面で、それを、バターに置き換える。
といったかたちで取り入れると良いでしょう。

ただ、バターの持っている脂肪酸自体は
酸化に強く加熱調理に向いているのですが・・・
バターは脂質以外の不純物( タンパク質・糖質 )を多く含んでいるため
煙点の温度が非常に低いのです。

そのため揚げ物には使用出来ませんし
炒め物にもそれほど適しているとは言えません。

バターを加熱調理に使用する場合は
下茹でして火を通した具材にサッと絡める。
溶かしバターを最後にかける・・・といった工夫が必要になるのです。


バターは摂り過ぎに注意は必要ですが
上手に取り入れれば、悪い油の摂取を減らして
バターの持っている健康効果を得ることが出来る!
といった内容でした。

次回は良いバターの選び方について
見ていきましょう!

お楽しみに♪

  • この記事を書いた人

はるのひうらら

2020年3月13日。 45歳で待望の娘を授かり「 45年後娘と世界一周旅行へ行く 」という目標を立てたことで、健康になろうと「 生活習慣の改善 」を行ったら・・・なんと!たった半年で15キロのダイエットに成功!!意志が弱く何事も継続出来なかった私が編み出したダイエット方法を【 3日に一記事読んで実践すれば365日で綺麗に痩せられる! 】をテーマに公開しています。ダメ人間だった私に出来たのだから、あなたも必ず痩せられます!性別、年齢問わずに必ず痩せられる・・・そのワケは!?

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