半年で15キロ痩せた
ダイエットマスターが贈る
365日で痩せる方法!
この記事の趣旨
第50話 「 腸活ー脂質改善編 第二話 」
前回。
肥満の原因である
中性脂肪値の上昇は
脂質の摂り過ぎではなく
主に糖質の摂り過ぎによっておきる!
肥満の原因は
糖質の摂り過ぎだ!!
と言う衝撃の事実を
お伝えしました。
今回は・・・
そんな肥満の中でも
メタボリックシンドローム
について詳しく
見て行きたいと思います!
成人男性の約3人に1人。
成人女性の約10人に1人。
40~70代では
男性の半数以上!
女性でも5人に1人が
メタボリックシンドロームの
該当者だと言われています。
このように!
あまりにも一般的なため
軽く受け止めている人も多い
メタボリックシンドローム ですが・・・
じつは!
メタボリックシンドロームは
命の危険と隣り合わせ
といっても過言ではないほど
危険な状態なのです。
既にメタボと
診断を受けている人は
もちろん
メタボではないが
肥満している人。
また肥満
というほどではなくとも
ぽっちゃりしている人も!!
この記事を読めば
今すぐ生活習慣の改善に
取り組みたくなるはず!!
そんな内容になっています。
お楽しみに♪
このブログの趣旨
このブログでは
毎日1記事読んで
実践すれば、誰でも
365日ですっきり痩せられる!!
をテーマに
20年後、お年頃になって
ダイエットを志した娘( 今4歳 )に
私が正しいダイエットを教える!
といった構成で
意志薄弱な、私が
半年で15キロ痩せられた
ダイエット方法を公開しています。
目次
内臓脂肪型肥満がメタボリックシンドロームの始まり

健康的な
体脂肪率の目安は
男性で10~19%。
女性では20~29%です。
女性が男性よりも
10%ほど体脂肪率が高いのは
外部の刺激から、胎児や子宮などを
守る必要があるからだ!
と言われています。
また女性の肥満は全身に
むっくり太るタイプの
「 皮下脂肪型肥満 」が多く
皮下脂肪は、ゆっくりと蓄積するけど
一度付いてしまうと落としづらい・・・
という特徴があります。
一方、男性は皮下脂肪よりも
内臓脂肪として、脂肪を蓄えやすく
ぽっこりと
お腹だけが突き出る
「 内臓脂肪型肥満 」になりやすいのが特徴です。
「 内臓脂肪 」は
比較的短期間でつく割に、落としやすい!
と言う特徴があり
比較的、男性の方が女性と比べて
ダイエットで成果を出しやすいのは、このためです。
しかし
「 内臓脂肪型肥満 」は
痩せやすい肥満である反面!
生活習慣病のリスクを高める
危険な ” 太り方 ” でもあるので
注意が必要なのです。
この「 内臓脂肪型肥満 」を
放置していると。そのうち・・・
健康診断で
「 このままだと近い将来病気になりますよ! 」
「 生活習慣の改善を早急に行ってください!! 」
といった警告を
受けることがあります。
それがメタボリックシンドロームです。
今回はこのメタボリックシンドロームについて
詳しく見ていきましょう。

春陽は
メタボリックシンドローム
って知ってるかい?
そりゃ
知ってるわよ。
健康診断で
おじさんが
引っかかるやつよね?


じゃあ
どう言う状態で
メタボって診断されるか
知ってる?
そ・・・
それは
知らないわ。

メタボリックシンドロームと診断される条件とは?

男性で腹囲80cm以上
女性で90cm以上で
さらに!
脂質、高血圧、血糖値の
いずれか一つの異常が認められた場合!
メタボリックシンドロームと診断されます。
メタボリックシンドロームの条件
男性で腹囲80cm以上
女性で90cm以上
さらに下記項目の
いずれか一つ以上に、当てはまる場合
- 脂質異常症
 中性脂肪値が 150mg/dL 以上
 もしくは / かつ
 HDLコレステロール値が 40mg/dL 以下
- 高血圧
 収縮期血圧が130 以上
 もしくは / かつ
 拡張期血圧が85 以上
- 高血糖
 空腹時血糖が 110mg/dL 以上
たとえ
肥満していなくとも!
脂質異常症、高血圧、高血糖
といった症状を放置していると
糖尿病や心血管疾患。
その他、生活習慣病を発症するリスクが高まります。
これらの症状にプラス肥満している
メタボリックシンドロームは
近い将来!
病気になることを
確約されたような状態なのです。
メタボリックシンドロームが
どのようにして
病気に繋がっていくのか・・・
そのメカニズムを
詳しく見ていきましょう。
メタボリックシンドロームは病気の一歩手前

肥満と、高血圧や高血糖。
脂質異常症( 中性脂肪値、もしくはコレステロール値の異常 )
などが組み合わさることで
メタボリックシンドロームと診断されますが
肥満した人が高血糖
脂質異常症、高血圧であることは
それほど珍しいことではありません。
それどころか肥満していれば
これらの異常も必ず併発している!
といっても、過言ではないのです。
何故なら・・・
肥満の原因はメタボ?
まずは前回の復習となりますが・・・
 太る仕組みを簡単に見直しておきましょう。
高血糖 = 血中にブドウ糖( グルコース )が
たくさん余っているとき。
血中に余ったブドウ糖は
膵臓から分泌される
インスリンというホルモンにより
グリコーゲンに変換され
細胞内にある糖質貯蔵庫に蓄えられます。
しかし。
この貯蔵庫が一杯になってもなお
血糖値が高い状態が続いていると
次に余ったブドウ糖は肝臓で中性脂肪に変えられ
血中へ放出されます。
この、中性脂肪が血中に増えすぎると・・・
( 中性脂肪値が高くなると )
余った中性脂肪が
脂肪細胞に蓄えられ、太るのです。
ようするに・・・
肥満にプラスして
血糖値や、中性脂肪値の異常が見つかると
メタボリックシンドロームと
診断されるのですが。
血糖値と中性脂肪値が
異常だから肥満した!
とも言えるのです。
メタボリックシンドロームは糖尿病の一歩手前
血糖値が高い状態が
呼び込む問題は
肥満だけではありません。
今や国民病と言っても良い
糖尿病も、高血糖が原因で発病するのです!
というと…
メタボリックシンドローム
と診断されたけど
私は、血糖値の異常は、なかったから
安心です!!
なんて思った人が
いるかもしれませんが
思い出して下さい。
そもそも肥満は体内で
高血糖な状態が、おきた結果です。
健康診断のさいに測った
空腹時血糖値は正常でも。
食後に異常な血糖値を
たたき出しているからこそ!
あなたは肥満することに
なったのです。
にもかかわらず
その状態を放置していれば…
あなたは
血糖値を下げるために
インスリンを分泌している膵臓を
酷使し続けることになります。
そのうち、だんだんと
膵臓が疲弊してきて
最終的に膵臓がクラッシュすると!
あなたは糖尿病と
診断されることになるのです。
メタボリックシンドロームは、免疫低下を引き起す
血糖値と中性脂肪値が高い状態の血液は
熱した砂糖水が粘ったり
脂を多く含むラーメンの汁がドロッとしているように
粘りがありドロドロしています。
このドロドロの血液の中では
ブドウ糖が糊のように働き
赤血球が何個か固まった
状態で血管内を移動し始めます。
赤血球は全身に
酸素と栄養を送り届け
二酸化炭素や老廃物を回収している
直径が7-8µm、厚さが2µmの円盤状の粒です。
それに対して
毛細血管の太さは5〜20µm。
なんと!
毛細血管には赤血球の直径よりも
細い場所もあるのです!
そんな場所を通るとき
通常、赤血球は潰れて
形を変えながら通り抜けているのですが…
当然ですが
何個も固まった赤血球は
そんな細い場所を、通り抜けられません。
ドロドロ血液の中では
繋がった赤血球が
細い血管内に詰まって
通り抜けるのに時間がかかったり。
毛細血管に入り込めずに
渋滞したり・・・
といったことが起きているのです。
血液がドロドロの状態では
血液の循環が滞り
酸素や栄養を
体の隅々まで届けられなくなりますし
細胞内に老廃物も
溜まりやすくなるため
老化が早まり老けやすくなったり
抜け毛が増えたり・・・
といったことが起こります。
さらに!
血管内で血液が
渋滞をおこしていると。
血液に乗って運ばれる免疫細胞が
問題の起きた現場へ
到着するのに時間がかかるため
免疫力が下がります。
結果、体に有害な細菌の
侵入を許しやすくなる。
癌化した細胞の発見が遅れる・・・
といったことまで起こるのです。
免疫細胞は、体外から侵入してくる
細菌やウイルスを撃退するとともに
細胞分裂時のコピーミスや劣化により
正常に働かない細胞を見つけ出して
処分してくれています。
コピーミス細胞は1日数千個
体内で発生していて
これが体内で増殖を始めた状態。
それが癌なのです。
メタボリックシンドロームは、
コレステロールについては次回
詳しく説明するので
ここでは簡単に説明しておきます!
コレステロール値が高いと
血管の中に余ったコレステロールが溜まります。
余ったコレステロールは
血管の壁に潜り込み
プラークというコブのような物を作り出します。
これを動脈硬化と言います
動脈硬化がおきた血管壁は
固く脆くなり
さらに血管の内側の
血の通り道は細くなります。
そこへ
ドロドロの血液に乗って
固まった赤血球が送られてくると・・・
血液が滞留することで
血栓( かさぶた )を形成しやすくなります。
血管内に、出来た血栓がはがれ落ち
さらに細い血管に詰まると
そこから先の組織に酸素や栄養が送られなくなり、壊死する。
これが心臓で起きれば、心筋梗塞。
脳で起きれば脳梗塞と呼ばれます。
どちらも発見が遅れると
死に至ることもある・・・
また、命は助かっても
障害が残る可能性の高い危険な病気です。
メタボリックシンドロームは、高血圧の原因?
さらに!
メタボリックシンドロームは
高血圧のリスクを高めます。
太っていると
脂肪細胞によって
血管が圧迫されるため
血液を送り出すのに
強い圧力が必要になります。
また。
動脈硬化で血管内が細くなり
血の流れが悪かったり
血液がドロドロしていれば。
全身に血液を送り届けるために
さらに強い圧力が必要になります。
肥満していると
早かれ遅かれ、高血圧になることは避けられません。
そして
血管に、常に強い圧力がかかっていれば
血管壁に、負担がかかるのは当然ですし
動脈硬化で、固く脆くなった
血管壁が破れて出血する・・・
といった
リスクが高まるのも当然なのです。
高い血圧に耐えきれず
心臓の動脈瘤が破裂すれば多くが即死。
脳の血管が破裂すると
脳出血やくも膜下出血と呼ばれ
これもかなりの高確率で死に至ります。
肥満、高血糖、脂質異常症、高血圧は
原因と結果が複雑に絡み合い。
お互いに効果を高め合いながら?
病気へまっしぐら!
そんなヤバい状態が
加速している状態が
メタボリックシンドロームなのです。

どうだい?
メタボの怖さ。
分かって頂けたかな?
そうね。
でも私メタボって
程じゃないし。
健康診断では
異常値一つもないしね!


と思っている
春陽に伝えて
おきたいことが
ある!
な・・・
何よ??

メタボリックシンドロームと診断されたら

メタボリックシンドロームは
病気一歩手前の危険な状態!
にもかかわらず。
日本の
メタボリックシンドロームの
基準は欧米とは違う!
とか。
そもそも
メタボリックシンドロームは
病気でははない!!
などと
メタボリックシンドロームを軽視したり
擁護する声も聞かれます。
しかし。
これは大きな誤解です。
メタボリックシンドロームは糖尿病予備軍
あなたが今。
病気の宣告を受けることなく
メタボリックシンドロームと診断された!
ということは。
血糖値を下げるための機能が
かろうじて正常に働き
血管の劣化が
重篤な病気にいたるまで
進行していない!
ということです。
しかし、あなたが
一度、糖尿病を発病してしまうと!
残念ながら。
もう二度と!
あなたは健康には戻れません。
また、今。
すでに動脈硬化をおこした血管は
もう二度と
劣化する前の状態に戻すことは
できないのです。
今、メタボリックシンドロームと
診断されたあなたは。
病気の一歩手前で
足踏みしている状態です。
今ならばまだ
健康を取り戻すことが出来ますが
今放置してしまえば。
必ず健康を害する日が来るのです。
メタボリックシンドロームと診断を受けたら・・・
メタボリックシンドロームの人は
間違いなく!!
生活習慣に
問題を抱えています。
睡眠不足、運動不足。
不規則な生活、悪い食事。
慢性的なストレス・・・
これらの蓄積の結果が!
肥満であり
メタボリックシンドロームなのです。
と言うとメタボな
あなたは
「 いや?でも私は健康ですよ? 」と
思われているかもしれません。
実際、私もそうでした。
「 風邪すらひかないし
特に生活習慣の改善と言われても・・・ 」
ピンとこない!
なんて思っていたものです。
しかし生活習慣を改善し
本当に健康な状態に戻ってから
当時を思い返してみて初めて!
当時の自分が、どれだけ
大きな負担を体に、かけていたか。
そして、心も体も
決して健康な状態ではなかった!
ということに
気付くことが出来たのです。
たとえば…
朝から体が重い。
気分が沈む。
頭の働きが鈍い。
吹き出物が出る。
下痢が続く。
便秘になる。
口内炎が治らない。
これら大したこと無い!
と思っている体の不調が!!
今、あなたが
不健康な生活を送っている
証拠です。
そして
それを放置していると・・・
運がよければ
糖尿病や高血圧になり
一生食事制限を行ったり
毎日インスリン注射を打ったり
薬を飲んだり。
といった生活になる。
運が悪ければ
劇症を伴う血管疾患により
命を落とす。
もしくは重度の障害が残る。
なんてことに
なりかねないのです。
メタボリックシンドロームと
診断を受けたら!
今すぐ生活習慣の改善を開始しましょう!
これは実際に
メタボリックシンドロームから
運良く生還?することができた
私自身の経験からの
アドバイスです。
まだメタボリックシンドロームではない、あなたも要注意!
いかがですか?
肥満、高血糖、脂質異常症、高血圧。
これらの、全てが
お互いに影響を与え合い
危険な病気を招き寄せる原因になっている。
ということに
納得して頂けたでしょうか?
あなたが
たとえ今はまだ
メタボリックシンドロームと
診断されていなくとも。
肥満というほど太っていなくとも・・・ 
たとえ痩せていたとしても!!
睡眠不足、運動不足。
不規則な生活、悪い食事。
慢性的なストレス・・・
といった
悪い生活習慣を送り続けている
あなたの体内では。
メタボリックシンドロームの人と
全く同じことが起きているのです。
そして
その生活を続けていれば。
いつか必ず!
健康を害するときが来るのです。
生活習慣の改善に取り組むのが
早ければ早い程
それだけ病気のリスクを遠ざけることが出来ます。
この記事を読んで
自分はまだ
メタボリックシンドローム
ではないから良かった!
私はどれも当てはまっていないから
大丈夫だ!
と安心するのではなく!
メタボリックシンドロームになる前に!
生活習慣の改善に取り組めてラッキーだ!
と考えて、今すぐ生活習慣の改善に取り組みましょう。




この記事のまとめ
痩せていても
生活習慣の乱れている人。
ゆっくりとだけど
太り続けている人。
肥満している人。
そしてメタボリックシンドロームの人。
この全員が
将来の病気リスクを高めています。
そして肥満以上の方は。
いつか必ず!
健康を害するときがきます。
と言うと。
それはいくらなんでも
言い過ぎでしょう?
と思われるかもしれませんが
いま。
日本人の二人の一人が
生涯で、一度は癌を発病し
5人に一人が癌で命を落としています。
そして60代の4人に一人が
糖尿病を罹患していて
80代以上の3人に一人が
痴ほう症を患っています。
さぁ!あなたが
乱れた生活習慣を改善することなく。
これから先
死ぬまで健康でいられるでしょうか?
難しいだろう。
ということが
分かっていただけるのでは
ないでしょうか?
 
		
	

